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憲法記念日の意味と由来は?英語では何て言うの?文化の日との関係は?

5月3日は、憲法記念日

前後に祝日が続くので、行楽やレジャーの予定を立てている方も多いかもしれません。

そこで今回は憲法記念日の由来や意味、現在問題となっている憲法問題についてなどをご説明します。

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憲法記念日の意味と由来は? 英語では?


憲法とはその国の法律の大本となる決まりのこと。

日本には長らく存在していませんでしたが、明治時代に西洋諸国にならって取り入れられました。

この時の憲法は「大日本帝国憲法」という名前で、1890年から1947年まで利用されていました。

しかし1945年の敗戦を受け、日本はそれまでの国体の見直しを余儀なくされます。

その結果、憲法を一から変えることになったんですね。

こうしてできたのが現在も利用されている「日本国憲法」というわけなんです。

日本国憲法は、戦後日本が新しい国として成長していく大きな指針になることが期待されました。

そこで1947年5月3日、日本国憲法が施行されたその日を記念して「憲法記念日」という祝日ができたんです。

ちなみに日本以外にも、多くの国に独自の憲法記念日があります。

例えばアメリカ9月17日オーストラリア1月1日が憲法記念日なんですよ。

憲法は英語で「constitution」ですので、憲法記念日は「Constitution Day」となりますが、「日本の」を強調したい場合は加えて「of Japan」など続けるとよさそうです。

憲法記念日と文化の日との関係は?


実は、日本国憲法についての記念日を制定する際には、憲法記念日を11月3日にするという案もありました。

5月3日は日本国憲法が「施行」、すなわち実際に効力を持ち始めた日であるのに対し、11月3日は「公布」、すなわち国民に新しい憲法ができることを発表した日なんですね。

結局憲法を記念する祝日は5月3日になったものの、11月3日もまた「文化の日」として祝日になっています。

ちなみに文化の日は、「自由と平和、そして文化を楽しむ日」とされています。

日本国憲法があるからこそ楽しむことができる、平和で文化的な世の中を楽しむ日なんですね。

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護憲か改憲か? 憲法9条問題とは?


憲法記念日は、ぜひとも現在の憲法について深く考えるきっかけにしたいものです。

日本国憲法を語る時、よく問題点として挙げられるのが「憲法9条問題」ですよね。

日本国憲法は103条からなっていて、そのうち9条は憲法の主要な柱の一つ、「平和主義」を明確に表した部分です。

日本は敗戦によって町が焼かれたり、たくさんの人が犠牲になったりしました。

そのため、憲法ができた当時は「もう戦争はしたくない」と考える人がたくさんいて、「戦争をしない」、「軍隊を持たない」などの決まりを作ったんですね。

しかし、日本が軍隊を持たないからと言って、他の国が攻めてこないかというと、そんなことはもちろんありません。

ロシアや中国の船や戦闘機が、国境を侵犯することがたびたび話題になることもあります。

また、隣国と領土問題が持ち上がっている島もありますよね。

日本がいくら「戦争しない」といっても、突然国と国の間にトラブルが起こってしまう可能性は常にあるんです。

軍隊を持たない日本は、これにどのように対処すればいいのでしょうか。

また、日本には「自衛隊」という組織があります。

これは、文字通り「自衛」のための組織。

日本の安全が脅かされる時、率先して行動を起こすことができる組織で、例えば日本以外の国では著しく行動を制限されるなど、いくつか普通の軍隊とは違った面もあります。

しかし、戦闘機に乗り、戦車を操るといった点では、他の国の軍隊と同じであるといった見方がされることもあります。

日本は軍隊を持たないはずなのに、軍隊と似た組織は存在しているというわけですね。

つまり、今の日本の状況は、憲法に記された決まりを厳密には守っていないということになるんです。

憲法とは国の指針となり、法律の基盤となるべき大切な決まりですが、これと矛盾する状況は、そうそうあっていいわけありません。

そこで憲法9条は、しばしば「守るべき(護憲派)」と「現実に即して改正するべき(改憲派)」の二つの意見に分かれます。

人によって価値観が違うように、憲法についても様々な意見を持つ人がいます。

憲法記念日には、ぜひ日本国憲法や9条についての問題点を考えたり、親しい人と話し合う機会にしてくださいね。

まとめ

日本国憲法は、実は国立国会図書館のホームページなどで自由に観覧することができます。

70年前から一度も変更されていないので、言葉遣いなどが少し古いですが、ぜひとも一度目を通しておくことをおすすめします。

ちなみに、2017年で70歳になる日本国憲法、実は現行の憲法としては世界最古の憲法なんだとか。

日本人がどれほどこの憲法を大切にし、次世代にそのまま受け継いできたかがわかりますよね。

しかし、憲法を変えることは別にNGというわけではなく、例えば同じく第二次世界大戦で敗戦したドイツなどは、今まで50回以上も憲法を改正しています。

古きよきものを受け継いでいくのもいいですが、時代に合わせて柔軟に変更していく必要もありますよね。

70年前と今日とでは、日本の国際的立場、国力などは大きく違いますし、やはりこれらに即した改正は少なからず必要ではないかと思います。


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