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記念日

沖縄復帰記念日の歴史と由来は?英語では何て?本土復帰前の沖縄は?

5月15日は、敗戦後アメリカの占領下にあった沖縄が本土に復帰した「沖縄復帰記念日」です。

この機会に日本と沖縄、そしてアメリカ軍の問題を考えてみませんか?

今回は沖縄復帰記念日の歴史や経緯、現在もなお残る問題について解説していきます。

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沖縄復帰記念日の歴史と由来は? 英語では?


第二次世界大戦後、アメリカで行われた「サンフランシスコ講和条約」にて、日本は領土の一部を取られてしまいます。

満州や朝鮮半島など、かつては全く違う国だった部分はもちろん、明治以降日本固有の領土だった沖縄本島もその中に含まれていました。

その後、国民の強い要望などに後押しを受け、固有の領土はほとんどが返還されます。

奄美大島、小笠原諸島に次いで沖縄本島も、1972年5月15日をもって本土復帰を果たしました。



当時の総理大臣佐藤栄作氏の、「沖縄の祖国復帰が実現しない限り、わが国の戦後は終わらない」という声明は有名ですね。

現在でも、沖縄復帰記念日は沖縄県民にとって特別な日。

この日には沖縄出身のアーティストがライブを行うなど、各地でイベントが行われます。

ちなみに「領土復帰」という言葉を英語にすると「reversion to Japan」となります。

そのため、「沖縄復帰記念日」を英語で表現したいのなら、「The anniversary of Okinawa’s reversion to Japan」などいうといいでしょう。

本土復帰前の沖縄はどうだったの?


27年にも及んだアメリカの沖縄統治。

当時沖縄では日本円に加えてドルが利用されたり、日本に行くためにパスポートが必要だったり、道路が右側通行だったりと、まさに外国だったんですね。

英語を強制されることはありませんでしたが、多くのアメリカ人が暮らしていたので、現在でも沖縄には英語が堪能な方が多くいらっしゃいます。

また、日本への復帰運動が行われないよう、検閲なども日常的に行われていました。

ただ、強力な統治がもたらしたものは負の側面だけではありません。

混乱していた沖縄を安定に導き、インフラや教育の整備の多くがアメリカ人によって行われたという部分も見逃してはならないでしょう。

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沖縄と米軍基地問題


1972年に日本に返還された沖縄。

しかし、沖縄とアメリカ軍の関係はここで切れたわけではありません。

今でも日本にある米軍基地の七割が沖縄に集中しているように、日本にも関わらず多くのアメリカ人が暮らしているという現状には変わりがないのです。

どうしてこのようないびつな構造ができてしまったのかは、戦後の歴史を知る必要があります。

日本は戦後「平和主義」を掲げ、積極的に外国と戦争行為を行うことはなかったのですが、アメリカはそうではありませんでした。

朝鮮戦争やベトナム戦争など、アジアを舞台に様々な戦争を行いました。

そんな戦争中に、わざわざアメリカから人員や物資を送り込むのはたいへん手間ですよね。

そのため、沖縄の米軍基地がこれらの戦争の前線基地として使われたんですね。

1972年には、沖縄の米軍基地はアメリカ軍に無くてはならないものになっていたんです。

そのため、今でも数多くの基地が沖縄にありますし、そこでは日常的に戦時訓練が行われています。

また、アメリカ人兵士と住人との軋轢もなかなかなくなりません。

沖縄ではアメリカ軍基地への反発が非常に強く、何度も大規模なデモが行われています。

しかし、近年ますます緊張が高まるアジア情勢の中、基地を全くのゼロにするのはなかなか難しいといえます。

まとめ

沖縄県以外にお住まいの方の中には、「日本は軍隊を持っていないので、アメリカ軍の基地があるのはある程度許容すべきだ」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、沖縄県民にとっては、基地維持の負担や軍用機の墜落など、アメリカ軍基地は問題のかたまりです。

両者の温度差、認識の差も沖縄基地問題の一因になっているのではと感じます。

沖縄が本土に復帰してから45年もたちます。

そろそろ、沖縄に残るアメリカ軍の問題を解決すべき時ですよね。

完全に解決するのにはまだまだ時間がかかるでしょうが、国民一人一人が真剣に考えることは重要です。

沖縄出身の方もそうでない方も、5月15日を機会にいろいろ考えてみましょう。

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