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沖縄清明祭シーミーの意味と英語では?2017年はいつ?どうして重箱?

4月に入ると、ようやく冬の寒さもひと段落して、ぽかぽか気持ちのいい陽気になりますよね。

沖縄では、この時期清明祭(シーミー)という行事を行うんですよ。

2017年は、いったいいつが清明祭なのでしょうか?

また、具体的にどのようなことをするのでしょうか?

今回は、沖縄出身の人が里帰りすることも多い、清明祭をご紹介します。

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清明祭(シーミー)の意味と由来は? 2017年はいつ?


二十四節気というものをご存知でしょうか?

春や夏、秋と冬と言ったざっくりとした区分をさらに24個に分け、季節の変わり目とする暦上の節目です。

もともとは中国で生まれた考え方ですが、日本では江戸時代ごろから庶民にも知られるようになりました。

その中で、4月のはじめに登場するのが「清明」という節目です。

漢字からなんとなくわかるように、空気がきれいで周囲も華やかになる、春満開の時期を指します。

中国ではこの清明に際し、先祖の墓参りを行う伝統があります。

日本の多くの地域では定着しなかったのですが、沖縄では王が積極的に清明を広めた結果、現在まで清明の日に墓参りをする習慣が残っています。

この習慣は、沖縄の方言で清明祭(シーミー)と呼ばれています。

2017年の清明祭は4月4日(火)です。

ただ、2017年のように清明祭が平日になっている場合は、休日にお墓参りをしたり帰省したりする人も多いようです。

清明祭(シーミー)は何をするの? 英語では何て言うの?


清明祭では、前述のように親戚一同そろってご先祖のお墓参りをします。

ただ、日本のお墓参りと違って、大きな重箱にごちそうを詰めたものをお供えします。

もちろん、草むしりや線香上げなども行います。



お供えした後はおさがりとして、重箱の中身を家族全員でいただきます。

お墓の真ん前で重箱をつつく光景は、本州ではなじみのないものですね。

そんな清明祭、英語では「ancestor memorial service by Okinawa style」といった風に表現するとよさそう。

直訳すると「沖縄式の先祖参り」といった感じになります。

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墓前で重箱を食べるのはなぜ? 重箱の中身は?


先ほどちらりとお話しした清明祭の重箱

この重箱、ありあわせのおかずを詰めればいいというわけではありません。

お正月に食べるお節料理のように、入れるべき食品は各家庭や地域の伝統であらかじめ決められています。

ほとんどの家庭で登場するのが、「赤かまぼこ」、「肉の煮つけ」、「魚の天ぷら」、「お餅」など。

いずれも栄養豊富であるだけでなく、日持ちがするものが好まれます。

また、多くの場合は9品目、そうでなくとも奇数分だけおかずが用意されます。

日本や中国では昔から奇数が好まれますが、沖縄もそうなのかもしれませんね。

これに加え、お菓子や果物も同時にお供えされるので、まるで宴席のようなラインナップですよね。

本州のお墓参りの時のお供えは、お花や干菓子が多いでしょうか。

ほかにも故人が好きだったものをお供えすることはありますが、お盆だって月命日だって、お重を用意することはないですよね。

なぜ沖縄の人たちは、わざわざ重箱にごちそうを詰めてお供えをするのでしょう。

これは、沖縄の古くからの死生観が深くかかわっているようです。

沖縄では、死者=どこかに行ってしまった人、もういない人という風にはとらえません。

もちろん目には見えないのですが、お墓にいつもいて、だからこそ季節のお祝い事には仲間外れにせず、お墓まで行って一緒にご飯を食べるべき、という考え方があるようなのです。

また、清明祭自体普段はなかなか会いに行けない親戚一同がそろう貴重な場でもあります。

お墓に挨拶をしてすぐに解散するのはやっぱり名残惜しいですよね。

そのため直後に食事の時間を設け、親戚間で情報を交換したり旧知を温めあったりする時間を取るのではないでしょうか。

まとめ

沖縄の市場では、清明祭前になると、重箱に入れるのにぴったりなサイズの天ぷらや昆布が並ぶようになるんだそうです。

当たり前のように古くからの伝統が息づいている、沖縄ならではの光景ですよね。

若い人たちの中にも、普段は本州で働いているが、清明祭になると沖縄に戻るという方も多いんですよ。

沖縄のお墓は、大きな石でできた家のような形をしている独特なもの。

中には、親戚一同が内部にすっぽりと入り込んでしまえるほど大きなものもあります。

そんなお墓の中で親戚同士食事をしたり会話を楽しんだりするのは、沖縄らしくゆったりとした文化にも感じられますね。

古き良き伝統を、これからも大切にしていってほしいです。


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