お役立ち情報局

祭りやイベント、日本の行事、日常生活で知りたいこと、疑問に思うことなど役に立つ情報を発信しています!

イベント

京都隨心院はねず踊り2017の歴史と日程は?見どころと小野梅園

京都の隨心院は、小野小町ゆかりの寺として有名なお寺です。

毎年3月にはそんな小野小町の伝説に基づく「隨心院はねず踊り」が開催されます。

2017年は平安時代の面影を今に残す、どこか懐かしいこのイベントを見に行きませんか?

今回は隨心院はねず踊りをご紹介します。

スポンサーリンク


隨心院はねず踊りとは(歴史・由来)


小野小町は平安時代初期の歌人で、名前の通り小野氏(おのうじ)出身です。

隨心院のある山科区小野は、地名からもわかるように小野氏の本拠地でした。

そのため、隨心院は小野小町ゆかりの地として知られています。

小野小町は美人の代名詞となっているなど、比較的有名な人物であるものの、その人生は伝説に彩られていてはっきりとしません。

彼女の伝説で最も有名なのは、深草少将との物語でしょう。

簡単にあらすじを述べれば、美女小町に懸想した深草少将は、百日通えば結婚するという約束を取り付け、99日通い続けます。

しかし、最後の日、小町のもとへ行く途中に雪で凍えてしまい、そのまま病死してしまいます。

後世に能や浄瑠璃などの題材に取り上げられたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

悲恋の物語という印象が強いこの伝説ですが、小野に伝わっているものはこれと少し違います。

99日少将が通い詰めたまでは同じなのですが、なんと最後の日に代役を通わせたのだとか。

それが小町にばれてしまい、振られてしまったという内容になっているんですね。

前置きが長くなってしまいましたが、隨心院はねず踊りはこの小野の地に伝わっている伝説がもとになっている踊りです。

地域に伝わる童謡に合わせ、小野小町と深草少将に扮した子供たちや白拍子が踊りや今様を披露します。

ちなみにイベントの名前にもなっている「はねず」とは薄紅色の古い言い方です。

ちょうど梅が満開の時期に行われるので、この名前が付いたのだといわれています。

会場へのアクセスと日程・時間


はねず踊りの会場である隨心院の最寄り駅は、京都市営地下鉄東西線「小野駅」です。


JRを利用してアクセスする場合は、「京都駅」で地下鉄烏丸線に乗った後、「烏丸御池駅」で東西線に乗り換えてください。

駅から南東へ5分ほど歩けばつきます。

車でアクセスする場合、名神高速道路「京都東」インターチェンジが最寄りのインターチェンジです。

隨心院には無料で利用できる駐車場が用意されているので、そちらを利用しましょう。

現時点では、2017年のはねず踊りについて詳しい情報は出ていません。

ただ、例年の傾向から3月26日(日)に開催されるのではないかと思われます。

開催されるのは一日だけですが、なんどか繰り返し踊りが披露されます。

2016年度は11時、12時30分、13時30分、15時の4回行われました。

また、はねず踊りの観覧は有料です。

こちらも2016年の情報ですが、高校生以上が1000円、中学生が800円、小学生以下は無料でした。

この料金は拝観料も込みの値段なので、はねず踊りを見終わった後は本殿や梅園も見学させてもらいましょう。

スポンサーリンク


隨心院はねず踊りの見どころと小野梅園


前述したように、「はねず」とは薄紅色のこと。

はねず踊りでは、そんな美しい「はねず」色の衣装を身にまとった子供たちが、一糸乱れぬたおやかさで舞を披露するのを見ることができます。

古くから伝わるわらべ歌も、踊りのゆったりとしたリズムに花を添えています。



子供たちにほっこりしたら、次は白拍子たちの今様が始まります。

白拍子とは平安時代に芸能などで生計を立てていた女性たちのことで、今様とはそんな白拍子たちが歌う歌のこと。

子供たちの舞とは少し雰囲気の違う、あでやかな姿が見どころです。

平安時代の初めまで、花とは梅のことを指していました。

隨心院にはそんな平安貴族たちが愛した梅がたくさん植えられており、ちょうどはねず踊りの時期に見ごろを迎えます。

はねず踊りの名前に合わせたかのような、薄い赤の花々を咲かせた梅も楽しみましょう。

小野小町が「花の色は」と詠んだ気持ちがわかるかもしれませんよ。

まとめ

はねず踊りがいったいいつごろから隨心院で踊られてきたのかはわかっていませんが、相当昔から地域の人々に親しまれてきたのだろうといわれています。

しかしこのはねず踊りは、一時期存亡の危機にありました。

大正時代ごろを最後に踊られなくなっていたのです。

しかし復活の声は途絶えることなく、様々な人たちが力を尽くしたことで、1973年に見事再興されます。

曲や振付の一部は永遠に失われてしまいましたが、それでも再現することができたんですね。

はねず踊りを見るときは、わらべ歌の美しさ、舞のたおやかさの裏にある踊りの歴史についても思いをはせてみてくださいね。

スポンサーリンク


-イベント
-, , , , , ,