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啓蟄の意味と反対語は?2017年はいつ?俳句の季語ではどの季節?

冬の寒さも和らぐころ、暦の上では「啓蟄」という節目を迎えます。

変わった漢字ですが、啓蟄にはどのような意味があるのでしょうか。

また、この日にはどのような行事が行われるのでしょうか。

今回は春の兆しを感じる時期、啓蟄について調べてみました。

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啓蟄の意味と反対語は?2017年はいつ?


啓蟄は、「けいちつ」と読みます。

」は外に出てくるさま、「」は虫が冬眠するさまを指す漢字なんです。

つまり啓蟄とは、日に日にあたたかくなってきて、冬ごもりしていた虫が地上に出てくる季節という意味なんですね。

そんな啓蟄、毎年前後するものの、三月の上旬ごろに訪れます。

2017年だと、3月5日(日)にあたります。

といっても、これはあくまで暦上のお話。

実際に虫が冬ごもりから目覚めるのはもう少し暖かくなってからになるといわれています。

ちなみに啓蟄の反対語は「閉蟄(へいちつ)」という言葉です。

これは虫が冬ごもりをはじめるころを指していて、毎年11月前後に訪れます。

俳句の季語ではどの季節? 英語では何て言うの?


俳句を嗜まれている方でしたら、啓蟄という言葉を季語として認識されていらっしゃるかもしれません。

啓蟄とは春の季語でもあるんですね。

ちなみに季語の「」とは旧暦の1月から3月までを指します。

新暦の5月前後はもう「」なので、描写がちぐはぐになってしまわないように気を付けましょう。

そんな啓蟄、外国人の方に英語で説明したいときは、一般的に「The day on which awakening of hibernating insects」と表現されることが多いです。

直訳すれば、「冬眠していた虫が起きだすころ」となります。

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啓蟄の日に行われる行事 菰はずしと雛人形の片づけ


寒さもほんの少し暖かくなり始める啓蟄。

伝統的に春を迎えるための行事が行われることが多いようです。

例えば「菰(こも)はずし」なんかは啓蟄に行われる活動の代表です。



」とは冬の間、松の木の幹に巻き付けるわらのこと。

害虫の中には松の幹に穴をあけて冬を越すものがいるので、冬に入る前に菰を巻き付けておいて幹を守るんです。

啓蟄のころになると虫が冬眠から起きだすので、菰も必要なくなります。

それで菰をはずすんですね。

この菰、実は害虫駆除に関してはあまり効果がないということが最近になって判明しました。

しかし、木々に菰がまかれているのというのは、昔ながらの冬らしい光景です。

効果がないからと言ってすたれてしまうのは、なんだかもったいない気がしますね。

また、啓蟄にひな人形を片づけるというのもよさそうです。

女の子が悪い男に引っかかることを「悪い虫が付く」と表現することがあります。

啓蟄で起きだす虫の中には、そんな悪い虫が紛れているかもしれません。

ひな人形をだらだらと飾っておくと行き遅れるなんて俗説もありますから、ひな人形に悪い虫の影響が及ぶ前に、さっさと片づけてしまいましょう。

片づける際、埃やごみをきちんと払い、湿気の少ない場所に保管するのがポイントです。


まとめ

春の足音を聞くのは、どのような時でしょうか?

吐く息が白くなくなった時や、道端の雑草の花が咲いているのを見つけたときなんかに、春の訪れを感じることができるかもしれません。

しかし、あえて虫たちが起きだすことに春を感じた昔の人は、感性が豊かだなんて思ってしまいます。

花は動きませんが、虫は地面を這ったり空を飛んだりしますよね。

そうした生き生きとした虫の姿は、まるで春の訪れを人間と同じくらい喜んでいるように見えます。

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