お役立ち情報局

祭りやイベント、日本の行事、日常生活で知りたいこと、疑問に思うことなど役に立つ情報を発信しています!

イベント

福井県小浜市神宮寺お水送り2017の由来は?お水取りとの関係は?

福井県の小浜市では、3月のはじめ「お水送り」というお祭りが行われます。

何キロも離れた奈良県で行われる「お水取り」と非常に深い関係があるこの行事を、2017年は見に行きませんか?

今回は知る人ぞ知る、小浜のお水送りについてご案内します。

スポンサーリンク


お水送りの歴史と由来 二月堂お水取りとの関係


奈良のお水取りは、奈良に春をもたらす有名な年中行事です。

そんなお水取りでくみ上げられるお香水は、なんと福井県小浜市から届いているのだといわれています。

なぜ小浜市から水が届くのでしょうか?

これは、とある神様が大きな役割を果たしているんです。

その神様の名前は、遠敷明神(おにゅうみょうじん)

小浜市の古い神社、若狭彦神社の主神です。

この神様、主に海や漁業に関する神様です。

人々の生活に密着している、非常に忙しい神様ですから、もっとえらい神様に呼び出されてもなかなか参上することができません。

そのため、ある年奈良の東大寺のお水取りに呼ばれたにもかかわらず、行くことができなかったんですね。

もちろんただ行くことができないと突っぱねるわけにもいかないので、お詫びに本堂にお供えされたお水を送ることにしたそうです。

そんなわけで、今でも3月のはじめ、お水取りが行われる十日前に、お水を送る儀式が開催されているというわけなんです。

開催日程と会場へのアクセス情報


お水送りは、毎年3月2日に開催されます。

お水取りのちょうど十日前なのは、小浜から奈良まで十日間かけて水が運ばれると考えられているからです。

3月2日は、2017年だと木曜日にあたります。

会場は小浜市のお寺、「若狭神宮寺」です。


お寺の最寄り駅はJR「東小浜駅」ですが、まともに歩くと40分以上かかるので、タクシーなどを利用する必要があります。

ただしお水送りの当日のみ、JR「小浜駅」から臨時の直通バスが出ますので、こちらを利用するのもよさそうです。

臨時バスは17時30分から、満員になり次第随時運行されます。

最終便は18時に出ますので逃さないように注意しましょう。

車でアクセスする場合は、舞鶴若狭自動車道「小浜」インターチェンジを利用しましょう。

10分ほどで小浜市竜前企業団地につきます。

ここに臨時の駐車場が用意されますので、いったんここに駐車し、有料のシャトルバスを利用して会場まで行きましょう。

ただ、付近は19時ごろから交通規制が敷かれます。

できるだけ早めにアクセスし、交通規制に巻き込まれないように工夫しましょう。

スポンサーリンク


お水送りの見どころ


お水送り当日は、11時ごろから神事が行われますが、なんといっても見どころは19時30分から始まる「松明行列」でしょう。

神宮寺からお香水を流す鵜の瀬までの道のりを、松明を持った僧侶たちが練り歩きます。

一般の人も参加することができるので、行列の参加者は毎年3000人を数えます。

19時過ぎですので周りは真っ暗、そんな中を松明の明かりだけが静かに照らすという、非常に幻想的な光景を見ることができます。



参加したい方は事前に神宮寺で松明を購入しておきましょう。

松明の行列は20時ごろに鵜の瀬へと至り、お香水の邪気を払う儀式が行われます。

清められたお香水は遠敷川に注ぎ入れられ、十日間かけて奈良へと旅するというわけなんですね。

すべての神事が終了するのは毎年21時ごろですが、できればすべての行事を目にしたいものです。

まとめ

お水取りと比べ、お水送りがいつごろどのようにして始まったのかはよくわかっていません。

平安時代にすでに行われていたという文書もあれば、昭和に入ってから町おこしのために始まったのだともいわれています。

しかし、奈良と若狭は、これらの行事を抜きにしても非常に深いかかわりがあったと考えられています。

特に古代、奈良にもたらされた文物は、街道を通って若狭へと運ばれることが多くあったといわれているんです。

そんな二つの地域の深いかかわりが、神話や行事に反映されたのではないでしょうか。

スポンサーリンク


-イベント
-, , , , , , ,