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年中行事 節分

節分に鰯の頭を飾るのはなぜ?柊鰯の飾り方やいつまで飾るの?

2月3日の節分で、年の数だけ大豆を食べたり、恵方巻を食べるという人も多いことでしょう。

鰯の頭を玄関に飾るという方もいらっしゃるでしょうか。

冷静に考えると、なんとも奇妙な習慣ですよね。

そこで今回は、節分と鰯の関係についてまとめてみました。

普段はスルーするという人も、2017年の節分は鰯を食べてはいかがでしょう。

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節分に鰯を食べる由来は?

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当たり前のように節分の日には鰯を食べるという人は、ひょっとしたら西日本にルーツがあるかもしれません。

節分=鰯といった考え方は、実は西日本に多く見られる考え方で、例えばほかの地域だと、鰯の代わりにこんにゃくやけんちん汁が登場することもあるようです。

鰯は魚へんに「弱い」と書くように、非常に傷みやすい魚です。

また、焼くと独特の臭みを出します。

そんな鰯は、卑しいものの代表と考えられていました。

そんな鰯を食べて消してしまうことで、逆に悪い気を消してしまおうと考えたのが、鰯を食べ始めるきっかけであるといわれています。

特に節分は、一年の汚れが一番たまっている日であると考えられていました。

そんな日に鰯を食べることで、周囲の卑しいもの、悪いものを消してしまおうとしたんですね。

また、鬼は鰯を焼くときのにおいや煙が嫌いであるといわれています。

節分の日に豆によって追い出される鬼が再び帰ってこないように、わざと煙を立てて鰯を焼いているんですよ。

節分に鰯の頭を飾るのはなぜ?

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節分に鰯の頭を飾るのは、「鰯の頭も信心から」という慣用句が表す通りよく知られたものです。

俳句を詠む方なら、「柊挿す」という冬の季語をご存知かもしれません。

これも同じく、柊に刺さった鰯の頭を描写したものですね。

鰯が鬼退治に役に立つということは、ひとつ前の見出しでご紹介したとおりです。

鬼は鰯が苦手なので、食べることができない頭の部分をあえて捨てず、玄関に置いておくとれっきとした魔よけになるんですね。

はこの魔よけを補強するものです。

柊は常緑樹の一種で、冬になっても青々としています。

そんな柊を見て、昔の人たちは寒さや悪いものにも負けない強い木であると感じたのです。

日本には松などほかの常緑樹もありますが、柊ほど葉っぱが鋭くとがっているものはあまりありません。

そんなとげとげしさも、鬼が嫌うと考えられた要因の一つです。

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鰯の頭の飾り方やいつまで飾るの?

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鰯の頭は節分当日、家の軒先や玄関につるします。

ただ、これには地域差もあり、一部の地域では旧正月に飾ることもあるようです。

不安であるなら事前に確認しておいたほうがいいかもしれません。

鰯は傷みやすい食べ物なので、真冬とはいえあまり長く飾っておきたくないかもしれません。

ただ、鰯の頭を片付ける時期もまた諸説あります。

中には次の節分の日まで飾っておくという地域もあるとか。

お住まいの地域の事情を考慮したうえで、ご近所迷惑にならない程度で片付けてしまうのがよさそうです。

まとめ

節分の日に鰯の頭を飾る習慣は、よく知られているようで、実際に見たことがあるという人はあまりいないのではないでしょうか。

奈良や東京では、実際に軒先につるしているご家庭も多いと聞きます。

一度生で見てみたいものです。

地域によっては豆がらも一緒につるしたり、ネギやらっきょうなどがつるされる場合もあるようです。

いずれにせよ一風変わった文化であることは間違いなさそうですが、それにしては全国で知られている習慣であるというのも面白いですよね。

このようなユニークな習慣は、ぜひ次の世代に伝えていきたいものです。


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