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奥能登あえのこと2017の意味は?アクセスと神事見学をするには?

石川県奥能登では、田んぼの神様をおもてなしする「あえのこと」という伝統文化があります。

一風変わったその文化は、ほかでは見ることができない貴重なもの。

2017年は日本人と神様、農耕と日本人についてちょっと考えさせられる「あえのこと」を見学してみませんか?

今回はアクセス情報や見学方法などを中心にご紹介します。

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奥能登あえのことの意味と歴史は?

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日本には八百万の神様がいらっしゃるとよく言われる通り、神様にまつわる風習が数多く残っています。

その中には全国的に知られたものもありますが、その地方にしか伝わっていない非常にユニークなものもあります。

あえのこと」と文字だけ見るとなんだか不思議な響きに感じられますが、「あえ」は食事、「こと」は祭りという意味がある、れっきとした日本語です。

石川県の奥能登地方に特徴的にみられる神事で、概要は最初に述べた通り田んぼの神様のおもてなしです。

日本の神様はひとところにとどまっているのではなく、季節やタイミングに応じていらっしゃる場所を移します。

一年の収穫を終えた12月から、次の農作の準備が始まる2月までの間、田んぼの神様は各家にいらっしゃると考えられているんです。

特に神様が家にいらっしゃる12月と出て行かれる2月に大きなおもてなしをするんですね。

これが「あえのこと」の概要です。

開催日程・アクセスと神事見学をするには?

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あえのことは一年に二回開催されます。

神様をお迎えするのは12月5日、お返しするのは2月9日で、一般の観光客であっても予約さえすれば見学をすることができます。

ちなみに2016年の12月5日は月曜日、2017年の2月9日は木曜日にあたります。

興味がある方は、「能登町ふるさと振興課」に問い合わせてみましょう。

あえのことの実演を見ることができるのは、能登町の公園「柳田植物公園」の中にある「合鹿園」です。


最寄りの停留所は金沢駅などから利用することができる、北鉄奥能登バスの「柳田植物公園口」です。

ただ一日の便の数がかなり少ないので、事前に時刻表を調べたうえで利用するようにしましょう。

車でアクセスする場合は、最寄りのインターチェンジが「能登空港」インターチェンジになります。

インターチェンジで一般道に降りた後は、国道303号線、県道26号線、57号線、6号線と次々に道を変えながら進む必要がありますので、迷わないように気を付けてくださいね。

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奥能登あえのことの見どころ

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あえのことが行われているとき、実際には神様の姿は見えないはずです。

しかし、確かにそこに尊い方がいらっしゃるのだということを、ひしひしと実感することもできるんです。



神様をおもてなしするといっても、そこに神様がいらっしゃることを示すものは何もありません。

祝詞を読んで神様を呼び出したり、仮面をかぶって神様を演じたりすることもありません。

もてなしをする人は、ひたすら一人で神様をもてなす「ふり」をするのです。

しかし、実際に見るとわかるように、もてなす人はそれを「演技」だとは考えていないんです。

本当にそこに神様がいらっしゃり、今年も豊作を恵んでくださったこと、来年もきっとお世話になるであろうことを感謝しているんですね。

お米が豊富にとれる奥能登だからこそ、続いてきた伝統文化だと言えそうです。

あえのことでは、その珍しい伝統を見ることができるのはもちろん、日常に今でも息づく自然や神様への感謝の気持ちを感じることができるのが、一番の魅力ではないでしょうか。

まとめ

一般の観光客の目には触れないものの、奥能登では、今でも各家庭であえのことが行われています。

しかし、そのしきたりは口で説明したり、文章で書き残したりはされていません。

家の子供たちは、大人が行う作法を盗み見てあえのことのやり方を覚えなくてはならないんです。

それでもなおいまだに途切れることなくこの習慣が続いてきたのは、雪深い奥能登の人々が自然や神様をどれほど敬っているのかを示しています。

不思議で興味深いこの習慣を、いつまでも大切にしてほしいですね。

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