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岩手県奥州市黒石寺蘇民祭2017の日程は?参加方法と注意点も解説

蘇民祭とは東北地方を中心に全国に見られるお祭りの一種で、1000年以上前から伝わっている大変古いものです。

蘇民祭の中でも最も有名な黒石寺蘇民祭が、2017年の2月に行われる予定です。

はだか祭とも奇祭とも呼ばれる蘇民祭にぜひ足を運んでみましょう。

今回は黒石寺蘇民祭の詳細情報をお伝えします。

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黒石寺蘇民祭とは(歴史・由来)

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蘇民祭の歴史は古く、奈良時代の文献「備後国風土記」にその由来となった逸話が記されています。

蘇民とはその逸話の主人公で、貧しいが清い心を持ち、心から神様(地域によっては仏様)をもてなしたことで幸せをつかんだという内容の物語です。

蘇民祭では民謡に乗せて蘇民の子孫であることを神様にアピール、無病息災や末永く幸せにいられることをお祈りします。

少なくとも平安時代中期には、今の蘇民祭の原型ができていたのではないかと推測されています。

日程・時間と会場へのアクセス

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2017年の黒石寺蘇民祭は、2月3日(木)の夜10時から4日(金)の明け方まで行われます。

会場はお祭りの名前にもなっている黒石寺です。


最寄り駅に当たるJR東北本線の「水沢駅」、東北新幹線が通る「水沢江刺駅」から臨時のバスが出るので、電車でアクセスする方はこちらを利用して会場まで向かいましょう。


万一バスに乗れなかった場合は、「水沢江刺」駅からタクシーが利用できます。

車でアクセスする場合は東北自動車道の「水沢」、「平泉前沢」インターチェンジの利用が便利です。

黒石寺の手前には国道343号線が通っていますが、蘇民祭当日は全面駐車禁止になっています。

黒石寺の向かいにある駐車場に停めるようにしましょう。

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黒石寺蘇民祭の見どころと参加方法

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黒石寺蘇民祭では、まず参加者の身を清めるところから始まります。

2月の真夜中、川で水垢離をするのですから相当寒いです。

しかし、逆に寒いからこそ心のそこまで清められていく気もするから不思議なものです。

次に祈祷が始まります。

今度は大きな柴燈木(たいまつ)の上で火の粉を浴びながらの祈祷です。



最後に蘇民祭のハイライト、蘇民袋争奪戦が行われます。

手に入れれば五穀豊穣が約束されるといわれている蘇民袋を3時間かけて奪い合います。

参加者はみんな裸で、氷点下の屋外で汗だくになりながら騒ぎ、奪い合います。

蘇民祭は夜10時からここまでノンストップで進行するので、終わった頃にはみんなへとへとになっています。

見ている側もなぜか手に汗握る争奪戦が、一番の見どころと言えそうですね。

じつはこの黒石寺蘇民祭、一般の飛び入り参加も可能なんです。

参加したいという方は1週間前から肉や魚、においのきついものを食べないようにして身を清めておいてください。

また、見た目は奇抜であるものの地元の人にとってはれっきとした宗教行事であることは、必ず頭に入れておくようにしましょう。

お祭りの最後、蘇民袋争奪戦だけは事前に登録が必要なので、祭り案内所で登録を済ませておきましょう。

また、下帯と足袋は自前のものを準備しておく必要があります。

観光案内所でも購入できますので、忘れずに持って行ってくださいね。

黒石寺蘇民祭はとにかく寒いです。

最終的に汗だくになりますが、寒いものは寒いです。

また、およそ7時間余りの間お祭りはほぼノンストップで進行します。

そのため、体力がないととてもついていけません。

男性ならだれでも参加できるとはいうものの、体力に相当自身がなければ見学に回ることも考えておきましょう。

まとめ

参加者がはだかで参加する、いわゆるはだか祭は全国で見られますが、そのほとんどは「奇祭」として好奇の目で見られがちです。

しかし、参加者が脱いでいるのは注目を集めるためではなく、神様の前で少しでも穢れの無い姿をするためです。

恰好が奇抜だからといって騒ぎ立てるのは地元の人に大変失礼ですし、実際に黒石寺蘇民祭は参加者や見学者の数を規制する案が出たこともあったようです。

1000年も続く伝統文化を軽はずみな行為でなくしてしまわないよう、参加者だけでなく見に行く人もまた誠意ある態度が求められるといっていいでしょう。

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