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祭り

悪態祭り2016は茨城県笠間市愛宕神社の中心で悪態を叫ぶ!

2016/10/20

日ごろからあえて飲み込むことも多い「悪態」。

年に一回くらい心のままに言ってみたくはありませんか。

茨城県の悪態祭りはそんな願い(?)を叶えてくれるお祭りです。

今回は2016年の悪態祭りの日程やアクセス方法などをご紹介します。

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悪態祭りとは(由来・歴史)

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れっきとした神事にも関わらず悪態をつく悪態祭りは、全国的にも相当珍しいようで、悪態祭りは日本三大奇祭にも選ばれているとか。

しかし、その理屈はいたってシンプルで、祝詞で払い落とせなかった穢れを悪態として体から出すことを目的としているんですね。

そんな悪態を受け止めるのは、老人が扮することが多い13人の天狗さんです。

ここでなぜ天狗が登場するのかは、愛宕神社の神主さんにもわからないそうです。

ただ、悪態祭りは愛宕神社のお祭りで、愛宕神社の使いといえば天狗ですよね。

そんなわけで天狗に向かって悪態を投げつけることが、ご利益につながると思われていたのはないでしょうか。

日程・時間とアクセス情報

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悪態祭りは、毎年旧暦の11月14日に開催されます。

新暦に直すと、2016年は12月18日(日)が開催日時となります。

昔は夜に行われていた悪態祭りですが、いつのころからかお昼から行われるようになりました。

13時30分から始まり、17時ごろに終了予定です。

愛宕神社の最寄り駅は、JR常磐線「岩間駅」です。


まともに歩くと神社まで1時間ほどかかりますので、そこからタクシーを使うのも手です。

車を利用する場合は、北関東自動車道だと「友部」、常磐自動車道だと「岩間」インターチェンジが最寄りになります。

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悪態祭りの見どころ

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思う存分悪態をつくことができるこの悪態祭りですが、悪態をつくことに集中していてはもう一つの楽しみを逃すことになりかねません。

もう一つの楽しみとは、お供え物の争奪戦です。

悪態祭りは天狗たちが愛宕山のふもとから山の頂上にある飯綱神社までを無言で歩きとおすのですが、歩くだけが目的ではないんですね。

その道々16か所に祠があり、お供え物を供えるというのも大きな役割の一つなんです。

ところがこのお供え物を手に入れることができれば幸せになれるとされており、祠周辺では先回りしてお供えを待つ人も少なくありません。

祠の前では祝詞があげられ、神聖な儀式を持ってお供え物が供えられます。

その儀式の最中に手を出すのはご法度ですが、終わればどうってことはありません。

儀式が終わってお供え物を取っていい時間になると合図があるので、思い切って争奪戦に参加してみましょう。

ちなみにお供えされているのはお餅や小皿など、金銭的にはとるにたりないものばかりですが、金銭では測れない価値があるということなのでしょう。



お供え物の争奪戦に負けてしまった人も、悲しむのはまだ早いですよ。

天狗たちが愛宕神社に着いた後も、縁起物のばらまきが行われます。

ちなみにこのタイミングで初めて天狗たちは天狗のお面を付けて本格的に天狗になります。

顔が見えていた時はなんとなく遠慮して思いっきり悪態をつけなかった人も、ここからは本気で罵倒しましょう。

お祭りの終わりはみんなで一斉に「バカヤロー」と叫びます。

まとめ

この悪態祭り、記録によれば江戸時代中期からすでに行われていたようです。

江戸時代ですから、れっきとした身分差が存在し、農民たちは日々大きなストレスを抱えていました。

見かねた殿様が一日だけどんな悪態をついてもいいと言いだしたのが、どうやら悪態祭りの実態のようですね。

確かに悪態祭りの終わり、一日中悪態をつきとおした参加者の顔はすっきり晴れ晴れとしています。

今なおストレス発散の効果を持っているという事なんですね。

実は悪態祭りは昭和20年ごろ一度廃れてしまっています。

ところがその後わずか10年で復活しているんです。

人々がいかにこのお祭りを好きなのか伝わってきますよね。

日ごろいろいろため込んでいる人は、全部愛宕山においてくる気持ちで心の限り叫び通しましょう。


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