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春日若宮おん祭2016年の開催日程と歴史は?見どころはお渡り式!

2016/10/20

奈良県にある若宮神社では、800年以上の歴史がある、春日若宮おん祭というお祭りが今なお行われています。

2016年はこのお祭りに参加し、いにしえの時代に思いを馳せてみませんか?

今回は春日若宮おん祭の歴史や概要、見どころなどをご紹介します。

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春日若宮おん祭の由来と歴史

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春日若宮おん祭が初めて行われたのは平安時代の半ば、1136年のこと。

かねてより水神を祀っていた若宮神社にあやかろうと社殿を改築、止雨の行事が行われたのが始まりだと言われています。

その願いは見事に天に届き、長らく人々を苦しめていた大雨洪水は治まりました。

その後800年以上たった今でも、12月17日を中心に若宮神社で盛大な祭典が行われ、五穀豊穣や万民安楽を願う行事が続いているのです。

ちなみに、お祭りの名前に「春日」とついているのは、若宮神社が春日大社の摂社(ゆかりのある神社)だからなんです。


春日大社は若宮神社と目と鼻の先にありますので、せっかく若宮神社に詣でたのなら春日大社にも足を延ばしてみることをおすすめします。

春日若宮おん祭の日程・時間

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春日若宮おん祭のメインとなるのは12月17日(土)の「遷幸の儀」ですが、神事自体は15日(木)から18日(日)まで続けて行われます。

15日(木)は大宿所にて、16日(金)からの準備が行われます。

午後5時から始まる大宿所祭は一般の人も参加することができ、み湯やのっぺい汁を楽しむことができます。

16日(金)は、いよいよ翌日に迫った遷幸の儀の最終調整が行われます。

儀式が無事に終始することを祈願し、若宮神社へ御幣の奉納が行われます。

17日(土)は待ちに待った遷幸の儀が執り行われます。

たいへん神聖かつ厳粛に執り行われる儀式であり、現代でありながらも照明の利用や写真・動画の撮影は禁止されています。

午前0時にスタートする、なかなかチェックしづらいイベントですが、中世から続く非常に伝統ある光景を見ることができる数少ないイベントでもあるので、ぜひとも見学したいところです。

この儀式を通して若宮はお旅所へお移りになります。

そしてその日の正午、お旅所にいらっしゃる若宮の元へ、列を作ってあらゆる人々が挨拶に行きます。

これが「お渡り式」です。

行列がお旅所に到着する午後2時30分ごろから、若宮の前で様々な芸能が奉納される「お旅所祭」が始まります。

その後、午後11時から還幸の儀が執り行われ、若宮はお旅所から春日大社へ再び帰っていきます。

18日(日)には午後1時から相撲が、午後2時から能と狂言がそれぞれお旅所で行われます。

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春日若宮おん祭の見どころ お渡り式

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ざっと春日若宮おん祭のスケジュールをご紹介しましたが、この中で最も見逃せないのは何といってもお渡り式でしょう。



17日(土)の正午から奈良県庁前を出発し、お旅所にいらっしゃる若宮の元へ参じる行列です。

行列は平安時代から江戸時代までの人々の格好や風俗を表した時代行列で、どの方もばっちり時代衣装を着こなしています。

若宮の前で披露するため、伝統芸能を担う人々も行列に参加するのですが、本番を直後に控えているせいか、どの方もきりっとした表情を見せているのが素敵です。

全部合わせて12のグループに分けることができますが、各グループの頭には旗を持った人がいて、その旗にどんな人たちのグループなのか書いてありますので混乱する心配はなさそうですね。

また、この日は行列の通る三条通りや奈良公園を中心に、多くの屋台が出店して大変な賑わいを見せます。

お渡り式だけでなく、こちらも欠かさずチェックしましょう。

会場へのアクセスと駐車場情報と交通規制

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17日は交通規制も実施されるので、電車やバスなどの公共交通機関を使った方がよさそうです。

最寄の駅は、JRの「近鉄奈良駅」になります。


駅からは少し距離があるので、すぐに会場に向かいたい方は、「近鉄奈良駅」から出ている市内循環バスか春日大社本殿行バスに乗りましょう。

市内循環バスの場合は、「春日大社表参道」で降りて徒歩で約10分、春日大社本殿行バスの場合は、終点の「春日大社本殿」で降りてすぐです。

春日若宮おん祭でも例年、行列が町を練り歩く17日(土)にのみ交通規制が実施されています。

会場周辺は通行できなくなりますので、車を利用する際は注意しましょう。

春日若宮おん祭では臨時駐車場は特に用意されません。

そのため会場付近で有料の一般駐車場を探す必要があります。

交通規制がかかる三条通りや油坂、近鉄奈良駅や興福寺周辺は避けるようにしましょう。

また、歴史も由緒もたいへん古いお祭りなので観光客はかなり多めです。

直前になると条件のいい駐車場はたいてい満車になってしまうので、車を利用する際は早めに会場に着いているようにしましょう。

お渡り式の衣装

さまざまな時代のさまざまな身分の人が使っていた衣装を間近で見ることができるのもお渡り式の大きな魅力です。

しかし行列を目当てに春日若宮おん祭に参加する人も多く、じっくりと衣装を見るのはなかなか難しいかもしれません。

もし静かにゆっくりと時代衣装を眺めたいのであれば、12月15日(木)、16日(金) に大宿所に行ってみましょう。

大宿所は近鉄奈良駅南の商店街の中にあり、そこでお渡り式の衣装が用意されます。

出来上がった衣装は本番まで大宿所で保管され、一般公開されるんです。

お渡り式よりも一足先に壮麗な衣装を見学すれば、お渡り式への期待が一層膨らみますね。


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